これは今よりちょっと前のお話です。
オレヒジ家では、ベッドサイドランプがへたってきたので新しいライトを購入することになりました。みねるばの希望は「小型のもの」、ぐりふぉんの要求は「充電式のもの」。希望にぴったり合っているものを町の電気店で見つけて、二人は喜んでそれを買いました。土台が白い円盤型で、くねくね動くネックの先に、小指の先ほどの大きさの光る部分がついています。二人は「LEDだぞー、明るいぞー」とオレオとひじきに自慢しました。もちろん、オレオとひじきはそんなこと言われても何のことかわかりません。
ぐりふぉんとみねるばは枕元にライトを置いて、満足げでした。「本を読むのにちょうどいい」。
買ってきて数日後のことです。家に帰ってきたみねるばは寝室で大変なものを見つけました。
「きゃあ、ばらばらだわ!」
なんと言うことでしょう。ぴかぴか光るぴかぴか新品のライトが、ばらばらにされています。
「まだ買ってきたばかりなのに」
二人は肩を落として悲しみました。
後ろでは、オレオとひじきが「ニンゲンはどうしたんだろうね」と顔をぺろりぺろりとなめていました。
LEDの点灯部がちょうどいい大きさだったんでしょうね。留守にしている間にやられました。がじがじかじって、見事に壊してくれました。
パーツはすべて見つかったものの(結構探しました)、二度とはめることはできず、今は無理矢理輪ゴムでぐるぐる巻きにしています。再発防止に、今はビニール袋に入れて使うときだけ取り出すようにしています。せっかくのサイドランプなのに!
エンジニアの人に聞くと、決まってみなさん「子供のころは家にあった時計やランプをばらして遊んだ」と言います。犯にゃんはおそらくひじきですが、エンジニアになる素質は充分でしょうか。
『何か問題でも?』
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