2010年8月2日月曜日

猫も人もお疲れさま

写真は床の上でごろりんしているひじきとオレオ。ひじきがオレオの体にひょいと足を載せてますが、この後オレオに逃げられています。
 
Posted by Picasa


今日はオレオ、ひじきのワクチン接種に動物病院へ行ってきました。
あと、最近2にゃんとも便が軟らかくなっているのとオナラをよくするんで、その診察も兼ねて。ワクチンは来週にしようかなと思っていたんですが、昨晩のオレオのうんちと今朝のひじきのうんちが両方とも水分多めだったので急遽、今日病院行きです。
病院に行くためにはキャリーに入ってもらわないといけません。うちでは、別々にするより一緒に入れた方が落ちつくだろうと言うことで、大きめのキャリーを2にゃんで使います。で、そのキャリーを普段置いているにゃんこ部屋の棚の上から降ろしたところ……、2にゃんとも何かを察知して逃げだしました。なんでキャリーをみただけでわかるの?
まずはオレオを捕まえてキャリーに入れようとしましたが、前足を突っ張って抵抗。そして脱走しました。仕方ないので、ひじきだ、と思うと、ひじき、急に水を飲み始めました。飲み終わったら捕まえようと待ってたら、その様子が

「僕、水飲むのに忙しいんで、とてもキャリーになんか入れません」

んなわけあるかー!

無理矢理ぐりふぉんが、ひじきを捕まえようとしたら、今まで聞いたこともないような声で鳴きました。子供が全力で泣いているのと同じです。悲鳴です。
で、ぐりふぉんが近寄るとひじきが逃げるので、わたしが近づいてひじきをなでて諭します。「ね、そんな怖いところ行くんじゃないから」「知らないところに行ってそのまま置いてくるんじゃないんだから」これぞ本との猫なで声です。
なんというか、オレひじは元が捨て猫で、5兄弟の中で二匹だけ助かった身の上なので、キャリーにトラウマがあるのじゃないかと思ったんです。多分この子たちが一番怖いのは、知らないところに連れて行かれて捨ててこられること。だから、うちに来た当初もびびってここが新しいお家だと認識してくれるまでちょっと時間がかかりました(まあ、一歳近い年齢を考えると、本当にちょっとの時間だったんですけれど。馴染むのは早かったほうです)。
ひじきはまだ嫌がるので、おやつ作戦に変更です。オレオにおやつをちらつかせて、キャリーの奥に誘導したところ、あっけなく入りました。さすが食い意地番長です。ひじきはおやつにも釣られずに、ふぎゃー、としているので可哀想ですが捕まえて無理矢理キャリーへ入れようとしたら失敗。逃げられついでにオレオも再びキャリーの外へ出てしまいました。
動物病院の受付終了時間の迫る中、再びおやつでオレオを釣ったらまた簡単にキャリーに入ります。オレくん……、いや、楽なんだけど二回目は騙されないぞ、とかないんだ。食い意地番長。。。ひじきは結局、足を突っ張って抵抗するのでお尻側からキャリーの中にえい、と入ってもらいました。もう、これだけで猫もニンゲンもかなり疲弊しています。
車で近所の動物病院へ行ったら、さすが日曜日でえらく混んでます。キャリーのオレひじはもうずっと、緊張しっぱなしです。待合室には大きな犬もいて、この中にいると余計緊張するかと思い、しばらくお外で待ってました。幸い今日は風があったので、外でも日陰にいれば熱射病になるほどではありません。
いざ診察を受けてみると、持って行った便には特に問題はなく(それほど軟らかくもないですよというご指摘を先生からいただきました。わー、ニンゲンが慌てすぎたのかー)、体温も平常、先生が診てくれた感じでは心配するほどのことはなさそうとのこと。安全を期するなら、軟便が治ってからワクチンを打ったほうがよいけれど、今日でも大丈夫でしょう、どうしますかとの先生の質問に、ぐりふぉんと二人で「今日お願いします」。もうキャリーに入れるためだけでのあの大騒動はやらかしたくないです。。。
ワクチンを打ってもらっているときも、オレひじは割りとおとなしく、先生に「いい子たちですね」とほめてもらいました。先生、それはうちでもう暴れてきたからですよ。内弁慶で知らないところに行くと、まさしく「借りてきた猫」になっちゃうからですよ。
やれやれと帰宅して二匹を解放し、キャリーに慣れておいてもらおうとリビングにキャリーを置くと、どうしてか、かわりばんこにキャリーに入ってました。数時間前にあれだけ嫌がっていたのに。まあ、トラウマになるほどの恐怖体験じゃなかったみたいでよかったです。
今日はワクチンを打ったからおとなしくしておいてください、と先生に言われたためか、午後の殆どの時間、猫もニンゲンも昼寝をして過ごしました。はっと眼をさますと、床に猫とニンゲンが転がって寝息を立てている。


軟便の方は念のため整腸剤をいただいてきました。粉薬なんですが、今日の晩ご飯に混ぜて出したところ、

「これ、ご飯じゃないですよ」

と言いたげな表情でじろじろ見られました。匂いをごまかそうと、猫用ふりかけを書かけてもだめ。
ネットで飲ませ方を調べたらみなさん苦労されているんですね。どれか良い方法を探したいと思います。ご飯に混ぜるのは一発で可哀想になってしまったので、何か工夫します。ミルクに混ぜるか、半固形にして錠剤のように飲ませるか、かなあ。
猫も人も疲れたのか、あちこちで寝てます。今日はお疲れさま。オレもひじもお腹の調子治してね。

2 件のコメント:

  1. こんばんは。cat care houseのお手伝いをしてるアムです^^いつもブログ読ませていただいています♪
    病院お疲れ様でした!!この大変そうなドタバタ劇!!みんなの大変さが面白くって笑いながら読みました^^

    オレオくん・・・2回もおやつ作戦にひかっかってしまうなんて^^;かわいすぎる!!そしてお水飲むひじきくん^^想像しただけでうけます!!

    キャリー見ると何か察知しますよね!!うちは今10匹いるんですが、キャリーを私が持つと、大人猫達は「誰が入る?」と警戒するコいますよ^^
    子猫達は全く平気!!自ら入っていきます^^

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  2. アムさん

    コメントありがとうございます。
    病院に行くのは本当に大変でした。何でキャリーをみただけで彼らは悪い予感がしちゃうんでしょう。
    大人猫はやっぱり何か感じ取っちゃうんでしょうね。今はキャリーを格好の隠れ家(別宅?)にしているみたいなので、次回はもうちょっとおとなしくしてほしいものです。でも、きっと何かを感づくんだろうなあと思います。
    つくづく、にゃんこって不思議で可愛い生き物ですね。

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